徒然なるままに

以下、すべて予想。単なる思考実験。

 

人がいつも集まるところで商売すれば食える。

都市部に飲み屋が多いのは、酔っぱらった後に乗れる公共交通があるから。あるいは、行動の拠点になる安宿があるから。

ロードサイドに牛丼屋があるのはそこに十分な人通りがあるから。郊外では駅前より国道の方が人が多いから。

百貨店がターミナル駅にあるのは、それだけ大きな人通りが無いと食えない業態だから。単価が高いモノを買ってくれる人を集めなきゃいけないから。大都市だと、街の魅力が高くて人が集まってくるから、そういうところには百貨店が林立したりする。店も美術展開いたりして人を集める。

コンビニエンスストアがどこにでもあるのは、少ない人通りでも食えるように作られた業態だから。

ニッチな小売商店が大都市部にしかないのは、それだけ人を集めないと食えないから。お客さんは、かなり広い商圏から電車を乗り継いで集まって来たりするから、その一帯には小さな専門店商店街ができたりする。百貨店と同じか。

鉄道会社がテーマパークを経営するのは、根本では人が移動する需要を作るため。沿線の有名な寺社仏閣を宣伝したり、東京で京都や東北の宣伝流したり、逆に地方で首都圏の観光案内をしたり、タワーを建ててみたり、いろいろやってる。そんなことしてるうちにモノ売る業態自体がどんどん大きくなっちゃって、駅のホームと改札の間という、人の流れの超1等地にショッピングモール造り始める会社が出てきたり。

 

おわり。