電子書籍積読ソーシャルゲーム - 究極の消費的読書
タイトルの「消費的読書」は今適当に作った言葉。
[1] 記事を書いた動機
http://d.hatena.ne.jp/extinx0109y/20130613/1371174315
この記事を読んだ。
ブコメに、
「無料のネット音楽でさえも積読してしまう。最近のコンテンツは、積読が目に見えない分際限が無い。そうなったらソーシャルゲームと何が違うんだろう。/ つか、ソシャゲがこれだけ儲かってるんだ。電子書籍もいずれは」
なんて書いた後、パソコン閉じて風呂に行ってきた。
風呂に入りながら、電子書籍ソーシャルゲームについて考えてた。
完全な思いつき。
俺はソーシャルゲームをやったこと無いから、正確さは低い。
[2] ゲームの中で求められる本の特性
カードゲームでは絵が目立つが、電子書籍ゲームでは本の形をしている。
しかし、本は消費に時間がかかる。どんどん買ってほしいのに、読むのに時間を取られて買い渋るとか本末転倒(ゲーム的に)。
このゲームでは、「本を買ってほしいけど、時間を掛けて読んでほしくはない」。
もっと言えば、「買うだけ買って積み上げるだけであってほしい」。
本の内容としては、斜め読みでも内容が把握できるように、新しいことはなるべく入れずに、定型文を多用して、同じ展開で。実用書風でも、誰でも楽しめるように、あまり深くまで掘り下げる内容は書かずに、サクッと。そして、早く内容が把握できるように、挿絵をたくさん入れて賑やかに。
冊数を沢山買えるように、更には読まなくても後ろめたくないように、価格は安く抑える。
[3] ゲームの演出など
ゲームでは、本を買ったことを全力で褒めたい。
買っただけで褒めるのはあまりにも露骨、というのであれば、「開封」しただけで読んだ冊数に加算されて、TwitterとかFacebookにすぐにシェアできるようにしたい。すぐに感想文が書けるように粗筋をビシッと載せておけば完璧。それで、「いいね」を貰って更に褒められる。読んでないけど。
それで、読んだ冊数はプロフィールページに大きく載せて、ジャンルごとに称号とかあげるといいかも。
[4] ターゲット
本を読みたい、沢山読む体験をしたいし、お金もあるが、時間が無いという方はかなりいるはず。書籍がテーマなら、今までのソーシャルゲームではアプローチできなかった所にも手が届く。
また、若者向けのライトノベル調にするなら、魅力あるイラストが必要になるが、今のソーシャルゲーム業界なら準備できるのでは。Web小説サイトを運営している会社もあるから、そこから出版してもいい。お金が回れば出版社も出てくるだろう。
[5] 現状
では、素人でも思いつくのにこういったものがまだ無いのはなぜか。
1. 既に存在するが知らないだけ
2. カードゲームで稼ぐので忙しい、カードゲームで十分稼げる
3. 電子書籍作成がまだ高コストで、弾が少ない
4. 積むための本を書く人がいない、抵抗が大きい
とか?
追記:書けば書くほど、こういう本の作り方よく見る気がしてくるから困る