2013-10-22 ■ 雑記 きりりと冷たい空気、静かな町、まだ薄暗い駅に滑り込む始発列車。日の光を反射する田んぼ。開いたばかりのキオスクでパンとお茶を買う。ホームに向かう階段が、唐突に人で埋まる。パンを抱えたまま、ドアに飛び込む。腹が減って目眩がしてくる。電車は長いトンネルを走る。トンネルの中で速度を落とし、暗闇が終わって直ぐにドアを開く。空腹に耐えかねて降りる。誰もいないホームで、パンをかじる。